デルタ航空マイルの使い方に関する検討 [飛行機]
NYでのデルタスカイマイルの使い道 [飛行機]
航空会社 | 行先 | 4/20-24 | 最安 |
UA | CUN | 35000 | 35000 |
MCO | 35000 | 25000 | |
LAX | 31500 | 25000 | |
AA | CUN | 30000 | 30000 |
MCO | 25000 | 25000 | |
LAX | 37500 | 25000 | |
DL | CUN | 28000 | 21000 |
MCO | 25500 | 13000 | |
LAX | 39500 | 23000 |
NY発日本行き航空券 [飛行機]
アメリカ系航空会社のマイレージプログラム比較 [飛行機]
JAL特典航空券が留学に最適な理由のまとめ [飛行機]
留学に最適な航空券 [飛行機]
◇留学に最適な航空券
留学するときは片道航空券または有効期間が長く、キャンセル料や変更手数料が安い航空券を選ぶべきと以前の記事に書きました。またその中で、マイルを使った特典航空券が一番有利であるとお話ししました。
しかし、マイルをそもそもためていなかったり、ためていても足りなかったりする人もいると思います。海外の航空会社を選べば安い航空券も手に入るのですが、安全性や快適性、定時性、トラブル対応の観点から日系の航空会社がいいという人も多いと思います。
今回、私はソウルの仁川にわざわざ飛んでから留学に旅立ちました。→アメリカ留学0日目
これはどういうことかを今回説明します。
日系航空会社を日本で購入する場合、とりわけ留学に使えるような片道あるいは長期の有効期限がある往復航空券は極めて高価です。例えば、4月出発、9月帰国、ニューヨーク往復でスカイスキャナーを使って旅程を組んでみました。
JAL, ANAともエコノミークラスで40万円を超えます。
ここで注目するべきは、航空券規則は「発券国」により様々であるということです。すなわち、「日本で発券」する場合は非常に高価な航空券も、他国で発券すると安価になることがあます。
スカイスキャナーを使って、同様の条件で出発地を韓国仁川国際空港にするとどうなるでしょうか?JALが11万円と格段に安くなりました。ANAも28万円と結構安くなりました。
次に、出発地を台湾の台北桃園国際空港にします。JALは14万円、ANAは25万円。ANAは仁川より少し安くなりました。
次に出発地を中国上海国際空港に変えます。JAL, ANAとも約20万円と、特にANAに関してはかなり安くなりました。
このように、海外出発の航空券を使うことにより、非常に安価に日系航空会社を利用することができることがお分かりいただけたと思います。ちなみに、ニューヨークのみならずロサンゼルスや直行便のないシアトルでもこの裏技は使用可能です。
さらに、(少なくともJALでは)日本でのストップオーバー(日本で滞在したあとアメリカ行きの飛行機に乗ること)が許可されています。時間があるときに第一区間(出発国→日本)を利用して、その後日本→アメリカの便で留学に行くことができます。
このチケットを利用するときに注意しなくてはならないのは、第一区間に乗り遅れるとそのあとすべての区間がキャンセルされてしまうということです。第一区間を乗らずに、第二区間(日本→アメリカ)を利用することはできません。LCCで行けるソウル、台北、上海などは出発地として有力な候補ですが、万が一の遅延や欠航に備えて、現地で一泊するくらいの気持ちでいることをお勧めします。現に私はソウルで一泊する日程を組みました。→アメリカ留学0日目
ここまでの航空券に関する記事がお役に立てれば幸いです。
JALのマイルを効率良く貯める方法 [飛行機]
◇JALのマイルを効率良く貯める方法
前回の記事で、留学にはマイルを使った特典航空券(特にJAL)を 利用するのが一番だとお話ししました。JALのマイルは獲得から36ヶ月の有効期限があるので、計画的に貯めないと留学に間に合いません。ここではいかにJALのマイルを効率良く貯めるかをお話しします。目標は日本アメリカ往復に必要な5万マイルです。
目次
一番オーソドックスな貯め方は②の「フライトで貯める」なのでしょうが、漫然とJALに搭乗しても5万マイル は貯まりません。エコノミーでハワイに13回も行く必要があります(マイル加算率50%の格安チケットの場合: 片道1,916マイル)。しかし、これを5回に減らすことができる方法があります。JALカードに入会し、ツアープレミアムに加入することです。たしかにカード年会費が最低でも2,160円+ツアープレミアム登録料2,160円が必要ですが、片道で獲得できるマイル数が4,023マイルに上がります。ハワイ往復10万円x8回=80万円を思えば安いものです。
さらにJALカードにはショッピングマイル・プレミアム( 年会費3,240円)というサービスがあります。通常、JALカードで決済すると、購入金額200円ごとに1マイルが得られるのですが、これに加入していると100円ごとに1マイルが得られます。例えばスマホ代8,000円をJALカード払いにすると、ショッピングプレミアム非加入時で年間480マイル、加入時で、年間960マイルが加算されます。JALの1マイルは最低でも1.5円の価値があるので、年間40万円以上決済すれば元がとれる計算になります。
まずは電話代、ガス代、電気代などの生活費をクレジットカード払い にして、最大限マイルが貯まるようにします。
JALまたはそのパートナーエアラインに搭乗すればマイルが貯まります。 JALは新規就航路線などを中心に、頻繁にキャンペーンをしています。3/31まで成田空港発の国際線(路線限定)で、ダブルマイル+5,000 pontaという破格のキャンペーンをしています。
アメリカ国内など、直行便がない都市へフライトする場合、キャンペーンをしている都市をわざと経由するなど工夫すれば効率良くマイルが貯まります。
waonはイオン、ファミリーマート、 ローソン、マクドナルドなど、多くの店舗で使えます。waonで効率良くマイルをためるには、ショッピングマイルプレミアム登録したJALカードでwaonチャージして、waon払いすることです。100円あたり1.5マイルが貯まります。(注: イオンのスーパーマーケットはJALカード特約店なので、クレジットカード払いするほうが貯まります。100円あたり2マイル。)
Pontaはローソンやケンタッキー、ゲオ、昭和シェル石油などで商品を購入したときに付与されるポイントです。現金払いでも、電子マネー払いでもクレジットカード払いでもポイントが付与されます。Pontaポイントは2:1の割合でJALのマイルと交換できます。JALは最近Pontaとの連携を強めていて、フライトでもマイルとともにPontaがボーナスされるキャンペーンをよく行っています。
nanacoポイント自体はJMBとは連携していません。nanacoのどこにあるかというと、nanacoは税金払いに対応していることです。Tマネーも税金払いに対応しているが還元率が悪いので、ここではnanacoをお薦めします。nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカードは数種類ありますが、年会費、還元率、JMBへの移行率を考えるとリクルートカードの一択です。
リクルートカードはnanacoチャージ100円あたり1リクルートポイントが貯まります。リクルートポイントやPontaポイントはポイント加算があれば有効期限が延長されますので、実質無期限です。
住民税、国民年金保険料、国民健康保険料、自動車税、固定資産税など多くの税金払いで、マイルを獲得できる可能性があります。仮に100万円分nanacoで支払ったとすると、10,000 Pontaが得られ、5,000マイルと交換できます。(注: 税金等のクレジットカード払いができるかどうかは、自治体により異なります。)
リクルートカードはこちらから
nanacoを用いた税金払いの方法は後述します。
JMBはさまざまなネットショッピングサイトと提携しています。例えば、Amazon、 ポンパレモール、ユニクロ、ZOZOTOWN、ノジマ、上新電機、ビックカメラ、ドミノピザ、紀伊国屋などの利用でマイルがたまります。通常、サイト独自のポイントも同時に加算されるので、マイルとの二重取りが可能です。ネットショッピングをする際は必ずJALのサイトからアクセスするようにすれば、マイルが自然と増えていきます。
JALのマイルは、既述のPontaポイント以外にも、多くのポイントシステムと連携しています。クレジットカードのポイント、dポイント、ホテルのポイント、証券会社のポイントなど。手持ちのポイントをJMBに移行すればマイルを増やせます。
私と同じく、M.D.をお持ちの方はm3.comのポイントが交換率が高くお薦めです。ポイント獲得も、MRのお知らせを見る、講演会に参加する、アンケートに答えるといった方法で簡単に貯められます。
JALカード入会ボーナスマイル 5,000
毎年の搭乗ボーナスマイル 2,000 x2年
生活費決済(年50万) 5,000 x3年
税金決済(年100万) 5,000 x3年
これだけで約4万マイルが得られます。実際にはJALの搭乗マイルやwaon, Pontaで得られるマイルも加算されるので、5万マイルは3年以内に達成できるはずです。
学生さんなどで、どうしても個人では決済額が足りない人向けに、JMBは「JALカード家族プログラム」というサービスを設けています。これは家族のマイルをプールして使えるようにするというサービスで、これを使えばきっと目標の5万マイルに到達できると思います。
留学に最強の航空券 [飛行機]
◇留学に最強の航空券はマイルを使った特典航空券だ
前回、留学用に購入すべき航空券にはいくつかの注意点があることを述べました。すなわち、
①できれば片道であること
②(往復なら)有効期間が長いこと
③復路の変更が可能であること
④キャンセル料が安いこと
⑤(家族連れは)できれば直行便であること
以上の項目を充足する最強の航空券があります。それは、マイルを使った特典航空券です。
※マイルとは:
マイレージプログラムとかFrequent Flyer Programなどと呼ばれます。航空会社のポイントで、ポイントがたまると無料の航空券をはじめ、いろいろな商品と交換できます。JALは「JALマイレージバンク」、ANAは「ANAマイレージクラブ」をいうプログラムをそれぞれ展開しています。
マイルを使った特典航空券がどれだけすごいか
前回、有効期間が長い航空券は総じて高額であり、片道航空券のとりわけ直行便は往復と同等か、それ以上かかる場合があることを説明しました。チケットによっては復路の変更ができず、実質、留学には使いにくい航空券が存在することも述べました。
マイルを使った特典航空券にはこれらの短所が一切ありません。最初に述べた留学航空券の満たすべき5項目すべてを充足してくれます。
留学される方に特におすすめなのは日本航空のJALマイレージバンク(JMB)です。
①アメリカ行き特典航空券の必要マイル数が低い。
②片道で予約可能。しかも必要マイル数は往復の半分。
③往復はほぼ一年間の有効期限。
④変更手数料・取り消し手数料が安い。
①アメリカ行き特典航空券の必要マイル数が低い。
JMBのアメリカ行きは往復50,000マイルです。ANAは閑散期、繁忙期マイルが設定されていますが、通常時50,000マイルです。米系航空会社はそれぞれ、アメリカン航空 70,000マイル、ユナイテッド航空 70,000マイル、デルタ航空(繁忙期マイル設定あり) 70,000マイル~100,000マイルです。JAL, ANAの必要マイル数が低いことがわかります。しかも、米系航空会社が頻繁に必要マイル数を引き上げるのに対し、JALが引き上げたことは私がJMB会員になってからありません。
②片道で予約が可能
これはANAにはないJMBのメリットです。帰国日程が決まっていない人はこれで渡航すれば無駄な出費をおさえることができます。しかも往復の半分のマイルですみます。よく飛行機に乗られているかたはご存じだと思いますが、日系航空会社はサービス、安心感、時間の正確性などあらゆる点で、他国の(少なくともアメリカの)航空会社を凌駕しています。JALの日本発アメリカ行きの片道航空券が約60万円かかることを考えると、25,000マイルは破格のマイル数です。
③往復航空券はほぼ一年間の有効期限
往復航空券は出発後330日有効です。帰国便の日程を変更することも可能で、ある程度、帰国日程が決まっている方は、最初から往復で確保していてもいいかもしれません。
④変更手数料・取り消し手数料が安い。
JMBに限らず、マイルで発券した航空券の手数料は安いことが多いですが、JMBはその中でもさらに安く、フライトの変更手数料無料、取り消し手数料3,100円です。
JMB特典航空券の短所を挙げるとすれば、繁忙期(正月, GW, お盆など)は極めて予約が取りづらいこと、アメリカに行けるくらいのマイルを貯めるときは、早いうちからマイルをため始めなくてはならないこと、有効期間が36か月であることです。
しかし、それを補って余りあるメリットがJMBの特典航空券にはあります。将来、留学を考えいる人でまだ会員でない人は、まず入会することをお勧めします。
JALの航空券購入、JMBの入会はこちらのリンクからどうぞ。
航空券の選び方 [飛行機]
◇留学時に購入すべき航空券
目次
留学が初めての海外であったり、奨学金等により渡航費用の支出が不要な場合は、旅行代理店にお任せしたほうが安心かもしれません。
留学はどうしてもお金がかかるイベントです。特殊な事情がない限り、航空券の代金を抑えることは重要です。
私は留学に限らず、海外学会であったり、プライベート旅行であったり、海外に行く機会がこれまで何度もありましたので、毎回、いかに渡航費用を安くするか頭を悩ませてきました。
私の経験から、安く安全な航空券の探し方を解説します。
私は安い航空券をスカイスキャナーでスクリーニングしています。
スカイスキャナーは、出発地・出発時間・到着地・到着時間を入力するだけで、様々な航空会社・旅行会社のチケットを比較できるサイトです。気に入ったチケットがあれば、直接サイトにリンクして購入することもできます。
スカイスキャナーの良いところは燃料サーチャージ等を含めた総額で比較できること、格安航空会社(LCC)も含めて検索できることです。
弱点は実際には予約できない便が表示されることがあることです。
航空券を購入するときに、意外に大切なのが運賃規則です。(往復航空券の場合)最大滞在可能期間は何日か、予定変更となったときに出国便や帰国便を変更できるのか、キャンセルできるのか、変更手数料はいくらか、上位席にアップグレードできるのか、などを確認しておくことは大切です。
留学は数ヶ月から年単位の人がほとんどです。ですので、帰国便が変更可能であることは必須で、かつ変更手数料が安ければなおさら良いです。ビザ取得前に航空券を予約する必要がある人は、万が一のことも考え、出発日の変更が可能であるか、またはキャンセル料が安いチケットを探すことも大切です。
留学は長期滞在なので、帰国日を最初から特定できる人の方が少数と思われます。本来は片道航空券で、帰国日が確定してから帰国分の片道航空券を予約するのが理想です。
しかし、多くの留学生は最初から往復航空券で渡米しています。なぜなら片道航空券が非常に高額なことが多いからです。
例えば成田空港からニューヨーク・ジョンエフケネディ国際空港までの片道航空券をスカイスキャナーで検索すると、直行便だと50万を超えます。
↑ 一番上の値段はeDreamsという評判の良くない海外の予約会社が発売するもので、おそらく間違いか、往復航空券を片道として発売しているのかのどちらかでしょう。(詳細はこちらのリンクをご覧ください。)
経由便だとこれよりは安い航空会社も出てきますが、往復航空券と同等程度の価格になっています。(安いチケットのほとんどは中国系のエアラインです。)
ビザ取得に帰国便の航空券を用意しておいたほうが有利という情報もあるので、昔は(もしかしたら今も)往復航空券を買って帰りは捨てるという方法で渡米している人は多かったようです。(航空会社的には帰りのチケットを捨てるという方法はNGです。)
④ケース別お勧め航空券(2017年3月現在。東京・ニューヨーク間)
Case 1: 20代大学生単身
安さ第一なら中国国際航空エコノミーフレックス(約75,000円)
出国より12ヶ月有効。帰国便の変更手数料20000円、キャンセル料30000円。片道も同じくらいの価格です。
直行便がよければANAのFlex またはJALの学生ロングステイ(約200,000円)
出国より12ヶ月有効。帰国便の変更手数料無料、キャンセル料30000円。
直行片道航空券ならユナイテッド航空の成田→ニューヨーク・ニューアーク国際航空行き(約100,000円)
帰りの便はANAが約13万円で買えます。
※アメリカン航空も安いチケットがヒットしますが、帰り便の変更不可なので、帰りを捨てる気満々の人意外はお勧めしません。
Case 2: 社会人単身
安さ第一なら中国国際航空エコノミーフレックス(約75,000円)
出国より12ヶ月有効。帰国便の変更手数料20000円、キャンセル料30000円。片道も同じくらいの価格です。
直行便がよければANAのFlex(約200,000円)※JALの学生ロングステイは社会人不可。
出国より12ヶ月有効。帰国便の変更手数料無料、キャンセル料30000円。
直行片道航空券ならユナイテッド航空の成田→ニューヨーク・ニューアーク国際航空行き(約100,000円)
帰りの便はANAが約13万円で買えます。
Case 3: 家族連れ
家族連れに(第3国)経由便はあまりお勧めしません。経由便のトラブルというのは稀ではないためです。とくに子供が小さければ直行便をお勧めします。
ANAのFlex(約200,000円)※JALの学生ロングステイは社会人不可。
直行片道航空券ならユナイテッド航空の成田→ニューヨーク・ニューアーク国際航空行き(約100,000円)
帰りの便はANAが約13万円で買えます。
JALのエコノミークラスは他社より広く快適!