◇新生マリオットリワードとクレジットカード
マリオットホテルグループは数年前にウエスティンやシェラトンブランドを運営するSPGグループを買収して世界一のホテルグループとなりましたが、今年8/16にマリオットホテルのポイントプログラムがリッツカールトンのプログラム及びSPGのポイントプログラムと統合され、大きく生まれ変わりました。
統合したプログラムの主な変更点です。
①特典宿泊のカテゴリーが細分化
②多くの航空会社のマイレージプログラムに3:1で移行可能
③60000ポイント一度に移行すると5000ポイントボーナス
④エリートステータスが細分化され、より少ない宿泊でエリートステータス獲得可能
特に②、③についてはSPGの利点を上手く引き継ぎました。ポイント実質1.25倍というメリットから、SPGは最高のポイントプログラムとして有名だったからです。
ポイントプログラム統合によりクレジットカードも刷新されました。元々、マリオットはChaseから、SPGはAmexからクレジットカードが発行されていましたが、マリオット関連のクレジットカードは両社から継続して発行されます。最近、
Chaseと
Amexと両方のクレジットカードを申し込みました。その顛末をお話しします。
2カ月ほど前、このカードに申込む。Chase 5/24ルールが適応されるカードで、期間限定100,000ポイントの入会ボーナスがついた為(現在75,000)。カードのスペックは、
①年会費$95
②シルバーエリートステータス付与
③マリオット支払い6pts/$1、そのほか2pts/$1。
④カード更新すると無料宿泊券(35,000pts/泊まで)
⑤15泊分の宿泊クレジット(2019年より)
⑥為替手数料無料
①年会費$95、初年度無料
②〜⑥ Chaseと同じ
⑦Wi-Fiスポット無料
3. ほぼ同時期に、8/26以降申込み分のクレジットカードについては、Chase、AMEXどちらか一方でしか入会ボーナスが受け取れないことが発表される。異なる発行元のカード間で情報を共有し入会ボーナスを制限するのは、アメリカクレジットカード界の歴史上初のようです。私の知る限り、アメリカン航空もCitiとBarclaysからカードを発行していますが、入会ボーナス二重取り可能です。
4. 8/25、この事実を知る。
単純にChaseとAMEXを比較した時、明らかにAMEXの方がよさそうでした。
マリオット75,000ptsはSPG 25,000pts相当ですので、入会ボーナスのポイント数としては破格ではないですが、入会ボーナスのdouble dipがまだ可能で、特典も
AMEXの方が優れると考え申込みました。⇒マリオット(SPG) AMEXの入会は
こちら。
幸いにもinstant approvalされました。(アメリカのクレジットカードは、クレジットスコアが自社の基準を満たせば、すぐに結果が分かります。)
Chase 100,000pts(達成済)とAMEX 75,000ptsで合計175,000ptsとなり、リッツカールトン京都2泊分相当です。マイルに移行すれば、約75,000マイルとなり、JAL北米ビジネスクラス往復までもう少し(80,000マイル)です。
マリオットクレジットカードの利点としてはカード更新すると無料宿泊券をプレゼントしてくれることです。日本国内だと、コートヤード東京駅、横浜ベイシェラトン、名古屋マリオット、ウエスティン都ホテル京都、ウエスティン大阪、シェラトン広島等なかなかのグレードのホテルが対象になります。
ちなみに日本国内でもAMEX SPGクレジットカードの発行が続けられるようです。年会費は31,000円とアメリカのクレジットカードと比較しても高価で、入会ボーナスも30000ポイントと少ないですが、カード更新ごとにもらえる無料宿泊はより高級なホテルに宿泊可能であること、ゴールドエリートが自動付与されること、100円利用ごとに3ポイントたまること(アメリカのカードは1ドルごとに2ポイント)などより、AMEXより最近発行されたSPG AMEX luxuray cardに近いスペックがあります。(100円3ポイントはアメリカを凌ぎます。)
さすがクレジットカード社会のアメリカ、クレジットカードを維持するだけで年会費以上のメリットがあるのがすごいところです。
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