ドル円為替レートクレジットカード国際ブランド比較 [クレジットカード]
◇ドル円為替レートクレジットカード国際ブランド比較
日本で発行されたクレジットカードをアメリカで使用する場合に、SBIカードが最適というお話を以前にしました。米ドルの口座から直接支払えるからです。→こちら
アメリカで日本のクレジットカードを使用すると、ドルが日本円に換算されて請求されます。その実質換算率はカード会社によって異なります。(詳細すると、手数料率は公開されているのですが、参考レートや換算日はカード会社によってまちまちなので、直接比較は困難です。)
今回はVISA, Mastercard, American Express, JCBの4種のクレジットカードを連続で使用して、各社の実質換算率を調べました。
用いたカードは以下の通りです。
①セゾンマイレージプラスVISAプラチナカード
②SBIゴールドカード (Mastercard)
③American Express Original Green
④JALカードJCB
これらのカードを用いて、$13.5の買い物を連続して行いました。
VISAの結果です。換算日4/22。 $1=¥111.1852。
Masterの結果。換算日不明。$1=¥111.1111。
American Expressの結果。換算日4/21。$1=¥111.63。
JCBの結果。換算日4/24。$1=¥111.912。
Master≒VISA>AMEX>JCBとなりましたが、JCBは換算日が4/24で、フランス大統領選挙の結果を受けて、為替相場が大きく円安に振れた日にレートが確定されていますので、これは残念ながら参考データとさせてください。JCB以外はフランス大統領選挙以前にレートが確定しています。ほとんど為替相場も動いていないので、かなり信頼できるデータが得られたと思います。
今回の調査から、
〇為替手数料
Master≒VISA>AMEX(JCBは良いデータ得られず)
〇レート確定の速さ
Master≒VISA≒AMEX>JCB
ということがわかりました。
別の方の調査では、Master>AMEX>VISA>JCB>Dinersという結果が得られたようですので、AMEXの実質換算率は改悪された可能性があります。
米ドル決済するときは為替レートのことだけを考えればMastercardが最適という結果になりました。
↓ニューヨークのホテル検索・予約はこちら。
コメント 0