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ニューヨークで家探し4 [不動産]

◇ニューヨークで家探し4

最新の情報はresearch-fellow.comご覧ください。

「ニューヨークで家探し1」で、学区と学校別評価の見方をご紹介しました。

アメリカは日本より教育熱心。教育の程度と年収の相関が日本よりもはっきりしているからだそうで、日本よりも親御さんたちの教育にかける情熱は半端ないんだとか。当然、評判の良い地区に家族連れが集まってきます。そうすると公立校の競争率が上がり、学校に入れない子供が出てきます。

評価の高い学校、その地区にある不動産、抽選の可能性の有無などをまとめました。

①ニューヨーク市公立校のしおり2017年版をダウンロードする。

 Pre-Kはこちら、Kindergarten以上はこちら

 Borough Directoriesから地域を選びPDFファイルをダウンロードします。

  Borough directions.JPG

 PDFファイルを開きます。

 2017 Pre-K directions.JPG

 Districtのページまで移動します。

 District2.JPG

 学校情報を見ます。(Pre-K版には学校の評価は書かれていません。)念のためおさらいしておきます。Borough=マンハッタン、クイーンズ、ブルックリンなどの地域のこと。District=区域。Zone=学区。例えばP.S.126を見ます。Zoned siblingsとは学区(Zone)内在住の在校生の兄弟という意味です。この学校は2016年度は、学区内の子供のみならず、区域外の子供もうべて受け入れたということを意味します。

 PS126.JPG 

次にP.S.158を見てみます。2016年度に必ず入学できたのは学区在住在校生の兄弟だけで、学区内の子供は一部だけ、その他の子供は通えなかったことを意味します。

 PS158.JPG

 次はKindergartenです。Kinderからは学校の成績が公表されます。

 Kinder.JPG

 P.S.126です。みんな入れます。しかし、English testで十分な成績を収められる子供は38%, 算数で52%と見劣りします。おそらく英語を母国語としない家庭の子供が多いことが予想されます。

 PS126 Kinder.JPG

 P.S.158はどうでしょうか。Zoned studentsとSiblings outside the Zoneも必ず入学できたようですが、それでもなお人気校のようです。86%が英語優秀、84%が算数優秀で、教育水準が高そうです。

 PS158 Kinder.JPG

②Zoneの調べ方。

 上に紹介したパンフレットにはZoneのことはどこにも書いていません。この学校に近いからということで家を探しても、実際は学区が異なっていたということはあり得ます。Zone内の子供は優先されますので、このミスは命取りです。

 Zoneの調べ方ですが、StreatEasyというサイトを用います。マーケットに出ている物件の検索もできますし、ビルディングの名称を入れて学区を調べることもできます。

 StreetEasy.JPG

例えばこのビルディングは小学校がP.S.158, 中学校がJ.H.S 167であることがわかります。

この二つの情報をもとに、学区を決めていくといいと思います。成績の考慮もできるし、万が一入れないというリスクも回避できます。転校の場合はちょっとわかりません。おそらく直接コンタクトをとることになるのではないかと思います。情報があればお教えください。


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