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アメリカ留学6日目 [留学記]

◇アメリカ留学6日目


この日は、ツベルクリン反応の結果を見せに行くのと、人事部の、留学生関係の責任者との面談です。

ツベルクリン反応は48時間で全く発赤がありませんでした。日本での検査ではそれなりに発赤が見られました。成分の種類や量の問題でしょうか?

次は人事部での面談です。ここで最終的な雇用関係の書類が揃います。

まずはDS2019がいかに大切かということを聞きました。DS2019はパスポートと共に常に携帯しておくこと、(日本を含め)アメリカ国外に出国するときは必ず担当者がDS2019にサインする必要があること、 再入国時はI-94(入国記録みたいなもの。オンラインですぐ確認できる)のステータスがJ1であることをすぐに確認し、間違えていれば訂正を求めること、入国後I-94を担当者に送信すること、共同研究やラボの移動などで所属が変わるときはDS2019の変更が必要なことなどを聞きました。

次にSocial Security Number (SSN) 取得について聞きました。 この手続きにより、私の給与に関する書類が役所に送信され、SSNの発給が可能になること、役所が受信するのに1週間かかるので、1週間後にSSNの申請に行くこと、SSNは申請から約2週間かかること、SSNは非常に大事な番号なので他人に漏らさないこと、J1ビザは所得税免税になるのでその方法などを聞きました。

給与受け取り方法について説明されました。小切手を持って行って銀行で受け取るか、銀行振込(Direct Deposit)かの二択とのことです。現金でもらうのは怖いので、Direct depositで貰いたいのですが、「Checkを2枚用意して、1枚はVOIDで・・・ 」、システムが違い過ぎてよくわかりません。

最後にオススメの銀行について聞きました。前にも書きましたが、アメリカのATMでは二重で手数料がかかります。ATM手数料とATM設置者の手数料です。 合わせると$5位になります。これを回避するには、ATM設置者と同じ銀行でかつ、ATM手数料が無料になる口座を作る事です。人事部の人からはTD Bankを勧められました。

検討ポイントは以下の通りです。

①銀行が設置するATMの数 

②口座維持手数料が無料になる最低預け入れ額

③ニューヨーク外のATM設置状況

④上位口座の敷居の高さ

⑤外国人でも口座が開けるか 

①銀行が設置するATMの数

 カード社会のアメリカでも現金は必要です。多くの銀行は、自社ATMであれば、24時間365日、ATM無料です。NYで一番多そうなのはChaseです。Cit, Bank of America, TD Bankも多くあります。AllpointというATM (日本でファミマATMやローソンATMのようなもの)が利用できるネット銀行(Ally Bank, Capital Oneなど)も便利そうです。Union Bankは西海岸中心の銀行なので、残念ながらNew YorkにはATMはありません。以前の記事でニューヨークにも2か所あると書きましたが、法人相手の支店のみでした。訂正します。)

②口座維持手数料

 アメリカの銀行はこれが問題で、一瞬でも最低預入額を下回ると、最低でも$10程度の口座維持手数料がその月にかかります。また、口座の残金が足りないのにデビットカードを使ったりするとOverdraft feeというものがかかり、一回あたり$30-40程度が最大5回程度課金されます。(おそらくそれ以上の回数になると、カードが止められる。気づかずにデビットカードを使い続け何百ドルと請求された人がいます。)これらの手数料がかからないか、最低預入額が低い銀行を選ぶべきです。Chase, Citi, Bank of Americaは$1,500以上の水準を維持しないと口座維持手数料が取られます(Direct depositを設定しているとかからない銀行が多いようです)。私が日本にいるときに開設したUnion Bankも同様です。TD Bankは$100を維持できれば口座維持手数料が無料です。

③ニューヨーク外でのATM設置状況

 ニューヨーク以外の地域で使いたければ、アメリカ全土にネットワークを持つ銀行がいいです。ただ、どこの地域に行くかによります。ロサンゼルスなど大都市圏であればCitiやBank of AmericaのATMは多くありますが、ハワイには地銀のATM以外ほとんどありません。ニューヨーク+よく行く地域で強い銀行を選ぶべきでしょう。またはAllpoint等のATMが使える銀行もいいと思います。(Allpointとはファミマのenetのようなシステムで特定の銀行外のネットワークのこと。)

④上位口座の敷居

 各銀行はスタンダード口座に加え、各手数料を優遇したり金利を付けたりするような、上位口座を持っています。生活で小切手を切ったり、電信送金が多いようであれば、小切手手数料が無料になったり、送金手数料が割引になる上位口座に切り替えるのもいいと思います。Chase, Citi, Bank of Americaは$10,000以上の口座残高がないと上位口座に切り替えることができません。半面、TD Bankは$2,500の預け入れがあれば切り替えることができます。

⑤外国人でも口座開設できるか

 留学生の多くは、留学当初にSocial Security Number (SSN)を保有していることは少ないと思います。オンラインバンキングはSSNがないと開設できないようです。店舗を有する銀行に行く必要があります。

以上の条件から、私はTD Bankを開設し、SSNを入手したところで、Ally Bankに乗り換えようかと思っています。(2017/04/24追記:Ally Bankはグリーンカードを持っている人以外は無理でした。)Union Bankは家を借りるという当初の役目を果たしてくれたので、必要なくなりましたが、日本語対応してくれる非常にありがたい銀行でもあります。解約するかどうするか、検討します。


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